【アズールレーン】9-3 オートニコラス掘り

アズレン最糞マップとして名高い9-3。
狭い道幅、分離される艦隊、道を塞ぐよう配置された敵艦隊、バラバラなボス出現位置などが組み合わさり、普通に周回すると道中5戦+ボスの6戦が、余裕で8戦とかになったりします。
更に海域固有ドロップのニコラスはボス限定です。

一説には、11章を除いて通常入手の機会があるキャラクターの中で一番所持率が低いと言われたりしています。
今回はそんな9-3のニコラス掘りを、極力道中5戦に抑えると同時に燃料消費も抑えた編成と周回法を紹介します。

 

編成・装備の内容

第一艦隊(オート)

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Lv開放&危険度システムのおかげで燃費はかなり抑えられるように。

これ以上の軽量化も可能でしょうが、待ち伏せ回避率と索敵の関係からこれぐらいの重さが無難かなあと思います。

SGレーダーは、元の回避値が低く、かつバンバン砲撃を当てて貰いたいフッドに積みます。

少しでも待ち伏せに対する回避率を上げたいので、クリーブランドには迷彩塗装と油圧舵を積んでいます。

第二艦隊(オート)

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ほぼ第一艦隊に準ずる装備ですが、フッドの強力弾幕がない分、ボス戦時の火力が落ちています。

そのせいでたまに120秒以内に倒しきれない時があったので、祥鳳には重桜式魚雷の流星を積んでいます。

 

燃料消費・待ち伏せ回避率

第一艦隊の消費は35

第二艦隊の消費は34です。

道中5戦+ボス戦をこなすと、1周で217ほどになると思います。

 

待ち伏せ回避率はどちらも79%です。

確率的に不安が残りますが、後述の理由からそこまでぶち当たりません。

 

 

周回方法

この編成に道中用/ボス用の区別はありません。
一般的な海域では、低燃費の艦隊で道中戦を消化し、確実にボスを倒せるよう調整した艦隊でボスを倒す、というのがセオリーです。
しかし、こと9-3でその考えを貫こうとすると完全に裏目に出ます。
なので9-3では前述したように道中用/ボス用の考えを捨てて、どちらでもボスを倒せるようにするのがベターです。
こうすると、道中艦隊でボス出現位置までの道を切り開く必要がなくなるので、最低限の戦闘数に抑えることができます。

 

詳しい周り方は以下の図の通り

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色付きのマスは艦隊の行動範囲を表しています。

倒す敵艦は✕のついたマスのみです。

✕だけでは5戦に足りない時のみ、範囲内の余った敵艦を狩ってください。

画像だと✕が6マスついており、6戦になってしまいますが、自分は周回中に6マス全てに敵艦が出現することはなかったので、よほど運が悪くない限りは基本的に道中は5戦(+待ち伏せ)で収まるはずです。

この周り方をすることで、マップの大きさが実質的に小さくなるので、移動距離も少なくなり、待ち伏せに遭う可能性も減ります。

 

最初は待ち伏せ回避率を上げるために、無凸カッシンやダウンズを入れたりしましたが、どうしてもボスで落ちるためにS勝利が安定しませんでした。

この編成はどちらもボス用艦隊とも言えるため、無凸駆逐との相性は悪いです。

 

【アズールレーン】危険度を下げると与ダメも増える説

アズールレーンに危険度システムが導入されて4ヶ月弱。

システム導入前に実装されていた海域も随分と軽めの編成で周回ができるようになりました。

ところで、Wikiにて最近こんな書き込みを目にしました。

 

「危険度を1下げるごとに敵のLvが内部で1下がっている」

「危険度を下げきったら急に楽になった」

 

確かに、危険度下げる前は(ダメージがやばいので消極的な戦い方になるとはいえ)制限時間いっぱい戦いがちで、120秒以内での撃破が達成できなかったりします。

それが危険度を下げた途端に、オート+低燃費編成でも余裕で時間内に収まるようになった……という経験は自分だけではないでしょう。

なんかそう言われると、こちらが与えるダメージも上がってる気がしてきました(体感)

では果たして本当にそうなのか実際に調べてみましょう。

例によって長いので、結論だけを知りたい方はまとめのみを見てください。

 

※6/20 誤った内容が含まれていたので一部記事内容を更新しました。

 

 

危険度を下げるとダメージが増加する?

検証の条件

検証の舞台は11章の良心こと11-2。

そしてそのボス妙高さん。

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対してこちらはQEでダメージを与えていきます。(燃料がグロイ)

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適当に組んだ編成はこちら。

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そして条件は以下の6点です。

1.フルオート(手動で照準を合わせない)

2.陣形は複縦陣

3.艦隊は残弾薬4以上のバフが乗った状態

4.最後まで編成は固定

5.装備の変更なし

6.途中でLv開放なし

 

検証開始

危険度判定【10】

まずは危険度を全く下げていない状態で、どれぐらいダメージが出るのか記録します。

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見にくかったり、見切れているものもありますが、

QEが与えるダメージは1543~1546ということが分かりました。

ではどんどん危険度を下げていきましょう。

 

危険度判定【5】

危険度を半分の【5】まで落としました。

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ダメージは全く変わりません。

この時点で「危険度を1落とすごとに敵のLvが内部で1下がる」説は否定されました

まだまだ危険度を下げていきます。

 

危険度判定【1】

下げきる一歩手前の【1】まで落としました。

道中艦隊はだいぶ低燃費化出来るように。ダメージの方はどうでしょうか。

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全く変わりません。

増える気配すらありません。

本当に危険度を下げることで与えるダメージが増えるんでしょうか。

TIPSにも書かれてませんし、被ダメは減って与ダメは増えるなんて、なんだか虫が良すぎる気がしてきました。 

 

危険度判定【0】

危険度を下げきりました。真相はいかに。

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ん? 

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お??

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増えてる!!!!

 

危険度を下げ切る前と比較すると一目瞭然です。

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ダメージも1545 → 1854と、軽減率と同じくピッタリ20%増えています

強すぎるぞ危険度システム……!

 

ダメージの増加率

本当に敵のLvが下がっている?

危険度を下げきって、安全海域にすると与ダメが増加することは確認できました。

それではダメージの増加率はどうなのでしょうか。

俗説では「危険度を1下げるごとに敵のLvが内部で1下がっている」でした。

アズールレーンのダメージ計算式では、Lv超越補正というものがあり、敵とのLvが1離れるごとに受けるダメージは2%減り、与えるダメージは2%増えます

危険度を10下げたら、受けるダメージが20%軽減され、与えるダメージは20%増加しました。

なるほど確かに内部で敵のLvが下がっているように見えます。

しかし、もしかすると、Lvが下がっているのではなく、別の補正が新たに加わってダメージが上がっているのかもしれません。

このLv超越補正には上限が存在し、彼我のLv差が25離れた時点でそれ以上倍率は上がりません

つまり被ダメ50%、与ダメも50%までしか軽減・増加できません。

もしも内部で敵のLvが下がっているならば、こちらとのLv差が25を超えた時点で、それ以上ダメージは伸びなくなるはずです。

逆に、敵のLvが下がっているわけではなく、別の補正が新たに掛かっているならば、ダメージ倍率は途中で停止することなく伸びるはずです。

検証していきましょう。

 

検証の条件

検証に使うマップは9-1*1

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道中:Lv88

ボス:Lv89

最大危険度判定:8

対するこちらはロドニー*2 とフッドを使います。

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条件は11章の時と変わらず以下の6点です。

1.フルオート(手動で照準を合わせない)

2.陣形は複縦陣

3.艦隊は残弾薬4以上のバフが乗った状態

4.最後まで編成は固定

5.装備の変更なし

6.途中でLv開放なし

 

もし内部で敵のLvが下がっている場合、

こちらのLv-(敵Lv-内部で低下するLv)=本当のLv差

ということになります。

 

ロドニーはLv100なので、

100-(89-8)=19

仮に敵のLvが危険度の分だけ下がったとしても、Lv差は25を超えません

 

対するフッドはLv110なので、

110-(89-8)=29

こちらはLv差が25を超えてしまいます

そのため、本当に敵のLvが内部で下がっているならば、ロドニーとフッドのダメージの増加率に8%ほどの違いが現れるはずです。

危険度を下げる前

ロドニー

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見辛いのですが、ロドニーがボス(とその随伴)に与えるダメージは2116~2120でした。

このダメージはLv超越補正が22%加わっているので、これを除いたダメージは1735ほどになります。

フッド

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見切れてるものもありますが、フッドが与えるダメージは2323~2326でした。

こちらは1636がLv超越補正を抜いた際のダメージになります。

危険度を下げた後

ロドニー

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11章と同じように、安全海域にした途端にダメージが増加しました。

ロドニーはボスに対して2394のダメージを出しています。

フッド

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フッドも同様にダメージが増加。

2454ダメージを出しました。

 

ダメージの増加率

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ロドニーは1735(0%) → 2118(22%) → 2394(38%)なので、危険度を下げきる前に比べて16%ダメージが増加しています。

 

 

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対するフッドは1636(0%) → 2323(42%) → 2454(50%)なので、8%の伸びに留まっています。

 

 

予想の通り、ロドニーとフッドのダメージの増加率には8%の差があり、これはLv超越補正の上限に到達したと考えるのが自然でしょう。

どうやら本当に敵のLvが下がっているようです。

しかし、もし危険度の分だけLvが下がるのならば、ロドニーのダメージは16%増加するはずです。フッドも上限にかかるとはいえ8%の増加が見込めるはずでした。

にも関わらず、13%と5%の伸びに留まっていることから、危険度システムで下がった敵の内部Lvに関しては、本来のLv超越補正と異なる掛かり方をする場合があるのかもしれません。

Lv超越補正も16%と(上限に到達して)8%と、危険度の分だけ敵のLvが下がっており、11章の例と合わせて考えても、危険度を下げきると最大危険度の分だけ敵のLvが内部で下がると考えていいでしょう。

 

道中戦でのダメージ増加

安全海域にするとボス戦でのダメージは伸びましたが、道中戦ではどうなのでしょうか。

同じく9-1の道中で出現する低装甲の敵艦に対し、ロドニーで攻撃したところ、安全海域にする前後でボス同様ダメージに変化がありました。

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ダメージの変化は画像の通りで2151 → 2431

ダメージ補正なしの値を考えると、倍率にして約16%上昇しており、これはボス戦での増加率と一致します。

よって、安全海域にするとボス戦だけでなく道中戦でも敵の内部Lvが下がっていることが分かります。

危険度システム、相当強力な効果と言えますね。

 

まとめ

1. 危険度判定を下げきり安全海域にすると、最大危険度の分だけ敵のLvが内部で低下する

2. Lv低下の効果はマップで出現する敵全てに作用する

 

安全海域まで持っていくと、マップ内全ての戦いで被ダメは減り与ダメは増えるということが分かりました。

危険度を下げきったら、低燃費編成を考えるいい機会かもしれませんね。

*1:9章で安全海域になってない海域がここしかなかった

*2:検証とは全然関係ないけどこれすき

【アズールレーン】改造艦について

アズールレーンの改造艦はとても短いスパンで追加されて嬉し悲し、といった感じですが、みなさんは追いついているでしょうか。

僕は全く追いついていません。むしろ追いつけるビジョンすら見えていない状態です。

今回は、アズールレーンにおける改造艦、というよりは改造に必要な改造図についてあれこれ書いていきたいと思います。

果たしてプレイヤーは改造艦の実装速度に追いつくことはできるのでしょうか?

クソ長いので、結論だけ知りたい方はまとめの部分だけを見ていただければ。

改造艦の艦数と必要な改造図

まず改造艦の艦数ですが、現在*1改造が実装されている艦は40隻です。

内訳は、駆逐艦18隻 巡洋艦15隻 戦艦2隻 空母5隻となっています。

また、厳密には改造ではないものの、改造図を大量に要求するという点から、開発ドッグで入手できる特別計画艦も改造艦とみなしリストに入れています。

現在実装されている改造艦

駆逐艦
艦名 実装日 T1 T2 T3
ハムマン改 2017-09-14 17 13 1
フォーチュン改 2017-09-14 17 13 1
シグニット改 2017-09-21 13 18 0
ジャベリン改 2017-10-27 13 13 10
浜風改 2017-11-23 17 13 1
カッシン改 2017-11-30 13 18 0
ダウンズ改 2017-11-30 13 18 0
綾波 2017-12-07 13 13 10
クレセント改 2017-12-15 13 18 0
コメット改 2017-12-15 13 18 0
ベイリー 2018-01-12 17 13 1
谷風改 2018-01-12 17 13 1
フォックスハウンド 2018-02-26 13 18 0
神風改 2018-03-15 17 13 1
松風改 2018-03-15 17 13 1
ラフィー改 2018-03-27 13 13 10
睦月改 2018-04-19 13 18 0
不知火改 2018-04-26 13 18 0
    223 274 37
巡洋艦
艦名 実装日 T1 T2 T3
サフォーク改 2017-09-14 17 14 1
エイジャックス改 2017-10-12 17 14 1
リアンダー改 2017-10-12 13 18 0
阿武隈 2017-10-19 13 18 0
古鷹改 2017-11-09 13 18 0
加古改 2017-11-09 13 18 0
 カールスルーエ改  2017-12-26 13 18 0
神通改 2018-01-19 13 13 10
寧海改 2018-02-12 13 14 11
平海改 2018-02-12 13 14 11
ポートランド 2018-02-12 18 15 1
最上改 2018-03-27 13 16 10
エクセター 2018-04-10 13 14 10
アキリーズ改 2018-04-10 17 14 1
川内改 2018-04-19 17 14 1
ネプチューン 2018-04-26 0 10 5
伊吹 2018-04-26 0 10 5
ローン 2018-04-26 0 10 5
サン・ルイ 2018-04-26 0 10 5
    216 272 77
戦艦
艦名 実装日 T1 T2 T3
山城改 2017-10-27 17 11 0
   オクラホマ改   2018-04-26 13 18 0
モナーク 2018-04-26 0 10 5
出雲 2018-04-26 0 10 5
    30 49 10
空母 
艦名 実装日 T1 T2 T3
ボーグ改 2017-09-14 13 18 0
ラングレー改 2017-09-14 13 18 0
レンジャー改 2017-09-21 13 18 0
祥鳳改 2017-09-28 17 13 1
 ロングアイランド改  2017-10-12 18 13 1
山城改*2 2017-10-27 0 0 3
    74 80 5

必要な改造図

全改造艦+特別計画艦に必要な改造図数

さて、いささか乱暴ですが、改造図の種類関係なく、等級だけに絞りまとめると

全ての改造、及び特別開発を終えるには

T1改造図543枚 T2改造図675枚 T3改造図129枚

必要ということになります。

改造艦1隻あたりの要求改造図数 

さらにこれを改造艦40隻+特別計画艦6隻で割ると、1隻の改造に要求される改造図の平均数が求められ

T1改造図約11.8枚 T2改造図約14.6枚 T3改造図約2.8枚

という結果になります。

改造艦の平均実装速度

変則的ですが、後述する内容に必要なので計算しておきましょう。

日本版アズールレーン2017年9/14にリリースされたので、今日までで約240日経ちました。早いもので1周年まで残すところあと1/3です。

この日数を改造艦40隻+特別計画艦6隻で割ります。

すると、改造艦を1隻実装するのにかかる時間は5.2日ということがわかります(早い!)

逆に言えば、プレイヤーは5.2日で改造艦1隻に必要な改造図を準備しないと引き離されるということになります。

 

改造図の入手

入手方法

改造図の入手方法ですが、以下の7点に絞られます。

・ハードモードの周回

・ログインボーナス

・任務

・委託

・支援

・イベント

・科学研究室

 ハードモード

7章のみですが、4/19日に実装されてからの集計記録があるので載せます。

ここでは同じ章内で改造図のドロップ率に違いはない、という仮定で集計しています。そのため7-1の駆逐改造図も7-4の空母改造図もごっちゃに集計されています。*3

  デイリー     累計(枚)       確率(%)    
  T1 T2 T3   T1 T2 T3 合計   T1 T2 T3 合計
4/19 6 0 0   6 0 0 6   100.0 0.0 0.0 100
4/20 5 1 0   11 1 0 12   91.7 8.3 0.0 100
4/21 3 1 2   14 2 2 18   77.8 11.1 11.1 100
4/22 5 1 0   19 3 2 24   79.2 12.5 8.3 100
4/23 6 0 0   25 3 2 30   83.3 10.0 6.7 100
4/24 5 1 0   30 4 2 36   83.3 11.1 5.6 100
4/25 5 1 0   35 5 2 42   83.3 11.9 4.8 100
4/26 5 1 0   40 6 2 48   83.3 12.5 4.2 100
4/27 5 0 1   45 6 3 54   83.3 11.1 5.6 100
4/28 5 1 0   50 7 3 60   83.3 11.7 5.0 100
4/29 3 1 2   53 8 5 66   80.3 12.1 7.6 100
4/30 6 0 0   59 8 5 72   81.9 11.1 6.9 100
5/1 5 1 0   64 9 5 78   82.1 11.5 6.4 100
5/2 5 0 1   69 9 6 84   82.1 10.7 7.1 100
5/3 6 0 0   75 9 6 90   83.3 10.0 6.7

100

まだまだ試行回数が少ないので、精度には不安がありますが、今回は

T1改造図82% T2改造図12% T3改造図6%

と仮定して計算していきたいと思います。

 

余談ですが、6章以前のドロップ率もまとめてくださっている方がいらっしゃいます。

ドロップ率下方修正されてない?

 

この仮定の確率通りにいけば1ヶ月で

T1改造図147枚 T2改造図22枚 T3改造図11枚

集まることになります。

 ログインボーナス

ログインボーナスで貰える改造図は以下のとおりです。

日数 報酬
5日目 駆逐改造図T1 x3
7日目 駆逐改造図T2 x2
13日目 巡洋改造図T1 x3
15日目 巡洋改造図T2 x2
22日目 駆逐改造図T1 x3
23日目 駆逐改造図T2 x2
26日目 巡洋改造図T1 x3
27日目 巡洋改造図T2 x2

よって、毎日欠かさず受け取れば

T1改造図12枚 T2改造図8枚 T3改造図0枚

入手できます。

 任務

ランダムなデイリー任務でT1改造図2枚、ウィークリー任務でランダムなT3改造図1枚が貰えます。*4

毎日欠かさずこなした場合、1ヶ月の入手数は

T1改造図60枚 T2改造図0枚 T3改造図4枚

になります。

 

1ヶ月の改造図入手数と必要数

ここまで挙げた1ヶ月で(ほぼ)確実に入手可能な改造図*5を合計すると

T1改造図219枚 T2改造図30枚 T3改造図15枚

ということになります。

 

さて、実装ペースは1隻あたり5.2日なので、1ヶ月だと約6隻の改造艦が実装されます。

これに改造艦1隻の改造図の平均要求数を合わせると

T1改造図約71枚 T2改造図約88枚 T3改造図約17枚

を1ヶ月で集める必要があります。

 

T1設計図は6枚でT2設計図1枚に合成可能なので、必要分だけ残して入手したT1改造図は合成しましょう。

果たして改造図は足りるでしょうか。

 

入手数(月) T1改造図75枚 T2改造図54枚 T3改造図15枚
必要数(月) T1改造図71枚 T2改造図88枚 T3改造図17枚

 

足りない!!!!!

足りませんでした。

とはいえ、注釈したように、1度きりの任務・委託・支援・イベントでの入手分を抜いての結果です。それに、自分の運がとことん悪く、ハードモードのドロップ率が下振れしている可能性もあります。

委託ではだいたい1日にT1改造図1,2枚は手に入りますし、支援でもこまめに交換していれば相当数あつまるはずです。勲章が足りない? 知らんなあ。

燃料に余裕のある人は、上級科学研究が来た時に出せばT2改造図2枚貰えますし。

また、月に1回は行われるイベントではいつも改造図が配られ、イベントの規模と運営のばら撒き次第ですが、平均してT2改造図10枚は貰えているような印象があります。

最近実装された科学研究室はまだまだ未知数ですが、改造図を意識して回せばそこそこの頻度で手に入る印象です。*6

 

これらを合わせて考えると、かなりのやりこみが必要になるとはいえ、プレイヤーが改造艦の実装速度を追い越して、貯金を作ることも不可能ではありません。

 

まとめ(結論)

ここまで長々と書いてきましたが、まとめると

改造艦の実装にプレイヤーが追いつくのは難しい。

早速前述した内容と矛盾していますが、やはりこう言わざるを得ないでしょう。

 

まず、プレイヤーが改造艦の実装速度に追いつき、追い越すためにには

1. ハードモードを欠かさず、適切な改造図を狙って周回する。

2. ログインは毎日する。

3. デイリー任務・ウィークリー任務で貰える改造図は忘れずに取得する。

4. 改造図が入手できる委託は高Lv 高親密度の艦で行う。*7

 上級科学研究狙いの燃料消費委託も回すとなおよし。

5.支援では、不足しがちな駆逐改造図 巡洋艦改造図が出た場合は欠かさず交換する。

 T3改造図も可能なら交換する。

6. イベントで入手出来る改造図は可能な限り集める。

7. 科学研究所で余裕があるときは改造図が貰える研究を行う。

 

これら全てを根気強く続ける必要があります。

しかも、これでようやく実装速度を少し上回る程度です。

現在、特別計画艦以外の改造艦をコンプリートしているプレイヤーは、ほぼ例外なく最初期からプレイしている方たちです。

もし最近始めた方で、改造艦コンプリートしようとするならば相当の意志の強さを要求されるでしょう。正直言って、現状では早々に諦めた方が精神衛生上無難です。

 

終わりに

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

最後は突き放すような感じになってしまいましたが、自分はまだまだ改造艦コンプを諦めていません。でも実装速度はもう少し遅くして欲しい。

本記事が改造艦のコンプリートを目指す方の一助となれば幸いです。

*1:5/3時点

*2:航空戦艦改装時に空母改造図を消費します

*3:もし違うとなると、駆逐改造図は上位のものが集まりにくく、空母改造図は集まりやすいということになってしまうので、恐らくはあっていると思われますが。

*4:またキャラストーリー報酬や、ハード海域の★3報酬でも貰うことができますが、今回はこれ抜いています。

*5:委託・支援・イベント・科学研究室に関しては、入荷のタイミングや運が絡むのでここでは計算しません。

*6:特別計画艦の強化ユニットを狙ったほうが良いとは思いますが。

*7:こうすると大成功率が上がると言われているが詳細は不明です

【6-5攻略】バルジ駆逐のススメ

みなさん、6-5は好きでしょうか。僕は嫌いです。

何が嫌いかって、あの安定とは対極に位置するマップ。

全く同じ編成で攻略しているのに、ある月ではストレートだったり、また次の月には沼ったりと、機嫌次第で難易度が激変。

こんな海域、できるなら行きたくないのですが、そこは提督の性。

スルーするストレス>6-5を攻略するストレス という構図のために、また今月も血反吐を吐くことになります。かなしいですね。

 

初めに

さて、本記事は6-5で、ボス到達率とボス撃破率を高い水準で保ち、その両立を目指す、ということに主眼をおいた攻略記事になります。

また、最初に断りを入れておきますが、紹介する編成は改修装備・重婚艦隊・増設マシマシです。そして資材消費に関しても良好とは言えません。

そのため、この記事はある程度練度・装備が整っている提督を想定したもので、6-5攻略する自力はあるがもっと楽な編成を知りたい、 という方向けの記事になっています。

「初めて6-5を攻略する!」という方にはお役に立てない可能性があります。

以上をご了承の上で読み進めていただければ幸いです。

 

対空噴進弾幕

憎き6-5ですが、最近大きな追い風が吹きました。

対空噴進弾幕の実装です。

知っているという方も多いでしょうが、ざっくり説明すると、「12cm30連装噴進砲改二」を装備した「航空戦艦」「航空母艦」「水上機母艦」「航空巡洋艦*1 は対空噴進弾幕を発動でき、開幕航空戦での攻撃を無効化することができます。

つまり、

こいつとか

f:id:gurase:20180501200048p:plain (空襲戦の脇を固めるにくいやつ)

こいつとか

f:id:gurase:20180501175851p:plain ( い つ も の )

こいつとか

f:id:gurase:20180501175848p:plain (冬イベで太った疑惑)

の開幕航空に怯えなくてよくなるということです。

とても強力ですが、もちろん万能ではなく、前述のように発動できる艦種が限られています。

トリガーとなる「12cm30連装噴進砲改二」は潜水艦以外の全艦が装備可能ですが、対空噴進弾幕の発動は4艦種+武蔵改二しか出来ません

そして、対空噴進弾幕は確率発動という点。

発動可能な艦に積めば開幕航空を完全に防御してくれる無敵の盾ではなく、あくまで発動した時に限り無効化してくれます。

肝心の発動率ですが、通常範囲の装備ならば、艦によりけりですがざっくり40%~60%*2 というところでしょう。*3

この確率をどう捉えるかは個人の価値観によるでしょうが、6-5でも特に厄介なマスであるGマスの空襲戦で、空母に関しては基本的に被弾を考えなくていいというのは非常に強力です。

 

噴進砲改二を……つくろう! 

 

編成紹介&解説

前置きが長くなりましたが、こちらが今回紹介する編成になります。

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特徴としてはなんと言っても駆逐艦

コンセプトとしては、6-5編成で特に大破しやすい重巡(航巡)・駆逐・雷巡の3隻のうち、重巡(航巡)は旗艦に置いてカバー、駆逐には装甲で耐えてもらうことで、テンプレート編成*4 に比べて、極力弱点を減らした編成です。

また6-5でも特に厄介なGマスの空襲戦では、空母に対空噴進弾幕をさせることで、この2隻に関しては被弾する可能性を大きく減じています。

総じて言えば、テンプレ編成の火力を落とした代わりに、道中突破率に寄せた編成と言えるでしょう。

火力が落ちたと言っても、武蔵改二を起用することで耐久性だけでなく夜戦火力も盛り込み、Saratogaには戦爆連合CIをさせることで、(発動すれば)高威力・高命中の攻撃が可能です。

そのため、道中突破・ボスの撃破に必要な火力は十分に確保されています

 

以下、各艦の解説

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1.摩耶改二

我らが対空番長。秋月型を採用しないため必須です。

火力に寄せた編成で採用されがちな鳥海と比較すると、装備も相まって火力はどうしても低くなってしまいます。

しかし夜戦火力は十分で、ボス戦での随伴掃除はもちろん、空母棲姫相手でも耐久次第では撃沈が見込めるでしょう。

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2.武蔵改二

我らが大戦艦。制空補助、高い耐久と装甲、高い昼戦火力に夜戦火力と、様々な面でこの編成を支えるいわば大黒柱。5スロは偉大。

しかしながら資材消費は劣悪の一言。とはいえそれに見合う働きはしてくれます。

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3.Saratoga Mk.II Mod.2

高耐久 高装甲 膨大な搭載数を誇る米国からの頼れる助っ人。

テンプレート編成の五航戦2隻編成と同等の制空値を稼ぎつつ、戦爆連合CIで強力な一撃をお見舞いできます。戦爆連合CIを諦めて、代わりに艦戦を積めば彩雲を(瑞鶴に)積むことも可能な汎用性の高さもグッド。

極めつけは素運の高さ。運は対空噴進弾幕の発動率に影響を与えるため、運が高いSaratogaは他の空母に比べて高確率で対空噴進弾幕を発動できます。*5

強い(確信)

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4.瑞鶴改二甲

翔鶴と迷ったものの素運の高さから採用。

持ち前の高スペックさで、実質火力は同航戦昼キャップの180に限りなく近い179。

運の高さから対空噴進弾幕の発動率もSaratoga以上 *6 と非常に優秀。

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5.Верный

この艦隊の特徴にして問題点。

この装甲87がどれほどの固さかというと、2戦目の同航戦ヲ級改の攻撃が直撃したとしても(無傷なら)50%以上中破で踏み留まれます。反航戦ならばクリティカルがいい感じに入らない限り、確実に踏み留まれます(割合ダメ率: 49.4%)。

タ級が相手なら更に頑丈で、同航戦でも割合ダメ率: 43.7%。通常ダメージの範囲内の最大値を引いても中破で耐えることが可能です。反航戦なら言うまでもなく、割合ダメ率は80%超え。クリティカルがよほど良いダメージを出さない限りワンパンはありえません。

代償としては秋月型の対空能力と夜戦火力が失われています。

しかし摩耶と秋月砲装備の北上がいるため、艦隊全体の対空能力はそこまで変わりません。

テンプレ編成における秋月型も、元々ボス夜戦での火力を期待して入れているわけではないので、夜戦火力の低下も大きな穴にはならないでしょう。

つまり、対空は摩耶と北上に任せ、本人はガチガチに防御の構えを取った秋月型、というのを想像してもらえばいいと思います。

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6.北上改二

我らがハイパーズの一角。ルート固定的にも、夜戦火力としても編成することは必須条件。

編成では北上ですが大井でもいいでしょう。

装備は改修秋月砲×2 一択

艦隊防空ボーナスが少しでも欲しいので、★9以上推奨です。

基本的に道中撤退の原因はこの雷巡の大破になりますが、これに関してはどうしようもないので祈りましょう。ピン刺しでキラ付けてもいいかもしれません。

 

基地航空隊

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基地は画像の通り。テンプレですね。

Cマスに第一航空隊を1回、ボスに残りの3回を投げます

最終編成ではボスに全集中でもいいかもしれません。

 

Q&A

Q.1 バルジガン積みしても、事前にカスダメ貰ってたら大破するなら秋月型と同じじゃない?

A. むしろカスダメを考慮すると、より大破しにくいです。

秋月型に2戦目のヲ改・フラタの攻撃が直撃した場合、同航戦だろうと反航戦だろうと、割合ダメージ率は0%です。

踏みとどまるにしても、ほぼストッパーが働いて中破になるというパターンが大多数を占めるでしょう。すでにカスダメを貰っているなら大破撤退は免れません。

対して、バルジガン積みのВерныйは、同航戦ヲ改に対しては割合ダメージ率約7%。フラタには約44%。反航戦ならば約50%に約78%と、事前にカスダメを貰ってなお踏みとどまれる可能性があります。

 

Q.2 テンプレート編成に比べて対空能力落ちてない? ヲ改棒立ちにできるの?

A. できます。

対空に振る時の目安として、対空CI発動時の固定撃墜数が敵スロットの艦載機数を超えているのが一つの指標として挙げられます。

この編成の中で一番固定撃墜数が低いのがВерныйの35機。

ヲ改の36機には1機足りませんが、基地航空隊1回と、本体の航空戦で1機も削れず、更にВерныйが全スロットの対空砲火担当になる、というのは相当運が悪くない限りありえません。

ただし、摩耶&秋月型を採用した防空寄りの編成に比べると、対空CIの発動率が摩耶(60%)+秋月(65%)→摩耶(60%)になるため*7、その分だけ棒立ち率は低下します。

 

Q.3 じゃあ空母棲姫を棒立ちさせることは?

A. かなり厳しいです

とはいえ基地と本体の航空戦の頑張り次第では不可能ではないため、棒立ちしたらラッキー程度には期待できます。

 

Q.4 すごい増設しまくってるけど、穴開けなくても平気?

A. 正直言って、穴開け必須です。

正確には、専用対空CIと弾着の両立が必要な摩耶、加重対空値的にも対空噴進弾幕的にも噴進砲改二を積みたい空母、バルジ駆逐のВерный、この4隻が必須です。

武蔵と北上に関しては、増設するに越したことは無いとはいえ、一応なくても平気です。

 

Q.5 摩耶に積んでる対空電探はFuMOでも平気?

A. FuMOでも大丈夫です。

FuMOを積んだ場合は艦隊防空ボーナスが減り、Верныйの固定撃墜が34機になりますが、実戦レベルだと誤差の範囲です。

むしろ用意している人が少ない改修21号改よりも、多くの人が持っていて、かつ火力も少し上がるFuMOの方が適しているかもしれません。

 

Q.6 強い強いっていうけど、実際にボス到達率はどんなもんなの?

A. わかりません。

全てを台無しにして申し訳ないのですが、この編成は今月初めて採用したものです。

ボス到達率は6/7と上々でしたが(ボス撃ち漏らしなし)、来月以降もこの戦績を維持できる保証はありません。

 

Q.7 つまり?

A. より良い編成を知ってる方は教えてください。

 

ありがとうございました。

 

*1:後のアップデートで実装された武蔵改二も可能 武蔵改二は対空噴進弾幕を発動出来ません。失礼しました

*2:伊勢・日向は発動率が他の艦に比べて高くなっている模様

*3:https://twitter.com/noratako5/status/976988915734228992

*4:僕の考えるテンプレート編成 https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gurase/20180501/20180501220245.png

*5:画像の装備だと約65%

*6:画像の装備だと約66%

*7:対空CIは艦隊優先度が高い順に発動の有無が試行される

防空寄りの編成では秋月の対空CI(65%)が不発した場合、摩耶の対空CI(60%)が試行される2段構えのため、両者ともに不発する可能性は14%とかなり低い