【アズールレーン】主力艦隊の陣形補正について
序盤の海域ではそこまで効果を感じませんが、後半の海域でこちらのステータスも上がり、敵とのLv差も詰まってくると、じわじわと重要度を増す陣形。
知っている人は知っている情報ですが、主力艦隊には輪形陣以外の陣形補正がかかっていないようです。
以上、記事終わり。
……というのも味気ないので、以下もう少し詳しめの解説。
陣形効果
まずは各陣形のおさらいから。
単縦陣
次の戦闘で、全艦火力・雷装+15%、回避-10%
複縦陣
次の戦闘で、全艦回避+30%、火力・雷装-5%
輪形陣
次の戦闘で、全艦対空+20%
基本的には単縦陣か複縦陣を使っていくことになるでしょう。
特に後半マップ、敵のステータスが上がって、一発が痛くなると回避の重要性が高まり、複縦陣の回避補正がありがたくなります。
火力検証
前置きはこれぐらいにして早速陣形の効果を調べていきましょう。
説明文を信用するなら、「次の戦闘で、全艦火力・雷装+15%、回避-10% (単縦陣)」とあるので、主力艦隊/前衛艦隊に区分はなさそうに思えます。
編成
編成は上記の通りです。
主力艦隊の長門と、前衛艦隊のポートランドの陣形によるダメージの変化を記録します。
陣形は火力補正が15%つく単縦陣と、0%の輪形陣で比較していきます。
単縦陣(火力15%)
長門 2522ダメージ。
ポートランド 275ダメージ。
輪形陣(火力±0%)
長門 2524ダメージ。
ポートランド 249ダメージ。
この通り前衛艦隊のポートランドが与えるダメージには陣形変更によって変化しますが、主力艦隊の長門はダメージが変わらず、陣形補正が加わっていないことが分かります。*1
雷装検証
次は雷装値を調べます。
前衛艦隊に陣形効果があるのは分かっているので、主力艦隊のみ記録します。
編成艦は、主力艦隊で雷装値を持っているのがティルピッツのみなので必然的に一択。
単縦陣(雷装15%)
棒立ちで待機して、ティルピッツのスキル発動を待ちます。
1206ダメージ。
複縦陣(雷装-5%)
1204ダメージ。
火力補正と同じく、ダメージは乱数の範囲に収まっているので、雷装値も主力艦隊は陣形の影響を受けないことが分かります。
対空検証
12-3の▲2航空艦隊相手に棒立ちのまま動かず、敵航空機に与えるダメージを集計し、陣形補正が対空に影響しているかを調べます。
(この場合は340 71 87 合計498が対空ダメージ)
対空砲は敢えて弱い物を装備し、設備では対空値を増加させる装備を積み、ほぼ対空値のみで航空機を落とさなくてはいけない状況を設定。
更に、検証する艦隊以外は 対空ダメージへの影響をなくすために、対空関係の装備を全て外しています。
こうすることによって、前衛艦隊の素対空だけのダメージと、主力艦隊の素対空だけのダメージに極めて近いデータを取ることができます。*2
また航空機へのダメージには大きく乱数幅があるため、各15回ずつデータを取り、その平均値で比較していきます。
編成(前衛艦隊検証)
編成艦は適当なので特に選出理由はありません。*3
単縦陣(対空±0%)
輪形陣(対空+20%)
単縦陣時の平均616に比べて輪形陣では平均737と明確に上昇。
編成(主力艦隊検証)
単縦陣(対空±0%)
輪形陣(対空+20%)
単縦陣の平均562から、輪形陣にすると平均646とこちらもしっかり上昇しています。
このように両艦隊ともに、輪形陣にすると対空ダメージが上昇しています。
輪形陣に関しては、主力艦隊にも陣形補正が掛かっているようです。
回避検証
ちょっとこれは必要な件数が膨大になるので割愛。
個人的にはないかなーと言った感じです。
一応検証方法としては、炎上を防止した上で、強化油圧舵を装備した戦艦で敵主力艦隊の攻撃を受け続けるのが手っ取り早そうです。
ただ、補正が乗っている場合でも回避率は単縦陣/複縦陣で10%の差しかないので、これを誤差のない範囲で確かめるために必要な件数を考えると、相当骨が折れそうです。
回避値の陣形補正の検証を知っている人がいらっしゃったら教えてください。
まとめ
回避に関しては、どう検証したらいいのか思いつかなかったので省きましたが、主力艦隊には火力・雷装補正がかかっていないのは確かなので、超重量弾を複数載せた戦艦を単縦陣にして更に火力マシマシ、みたいなことは残念ながら出来ません。
逆に言えば、複縦陣にしても主力艦隊はダメージの低下が無いので、ダメージソースが主力艦隊にある編成ならば、複縦陣の火力低下が余り目立たなくなり、回避値増加の恩恵だけを受け取ることが出来ます。やっぱり複縦陣がNo1。
また、前衛艦隊にMVPを取らせたい時は単縦陣がオススメ、というのも言えると思います。
正しい陣形補正を知ってより良いアズレンライフを。